当サイトの目的
第一回目のエントリに続き、僕がこのサイトを立ち上げた目的について述べようと思う。
といっても、そのあたりについては既にtwitterで述べているので、それを以下に引用する。
皆様初めまして。プロフィールに書きました通り、僕は吃音歴35年です。このアカウントは、吃音に関係する皆様をフォローさせていただいています。おもに、吃音者の実態がどういうものなのか、それを知りたいということが目的です。
— BFC (@BarrierFreeComm) 2013, 8月 11
吃音に関係する、というのは非常に曖昧な表現ではありますが、吃音で悩んでおられる方々、吃音に関する研究をしている方々、身近に吃音の方がおられてその存在をご存じの方々、いろんな方々を含んでいます。
— BFC (@BarrierFreeComm) 2013, 8月 11
「バリアフリー・コミュニケーション」と耳にしても吃音だけが想起されるわけではないと思います。しかし僕は、あらゆる人々が平等なコミュニケーションの機会を得るにはどうすればよいかという問題意識があり、その足がかりとして、自らが悩んでいる吃音について目を向けてみようと考えています。
— BFC (@BarrierFreeComm) 2013, 8月 11
このアカウントを用いて、将来、吃音に関する様々なアンケートを実施し、その結果をもってさまざまな企業に吃音への理解を深めることを促し、雇用の拡大を期待していくつもりです。そのためには、かなり多くのフォロー・フォロワー数が必要となるでしょう。#吃音
— BFC (@BarrierFreeComm) 2013, 8月 12
吃音症持ちの方々の、吃音に対する見方は様々に分かれると考えております。吃音は障害であるか否か?国に障害と認めてほしいか否か?しかし、僕の目標は、「吃音患者の人生の選択肢を拡大させる」、その一点です。#吃音
— BFC (@BarrierFreeComm) 2013, 8月 12
以上を整理すると、次のようになる。
「吃音者の実態を把握し、それを根拠として企業に吃音への理解・吃音者の雇用の拡大を促すことで吃音者の人生の選択肢を拡大させる」
このたびtwitterで吃音であると宣言している方々をフォローしていて思うのが、中高生などの若い方々が予想以上に数多くいるということだ。僕は言友会には属していないが、これまで彼らと関わりを持つ機会があったとき、若い方々が多いという印象を受けていた。しかし、twitter上で調べてゆくと、その印象よりも年齢層はさらに低いと感じる。
かれら中高生が今後の大学生活や就職活動において、その行動が制限されないよう、ストレスなく生活できるよう、道を切り拓くために先陣をきって行動することが、35歳という中年の僕にできる数少ないことであるだろう。